普通の大事さについて。

普通とはなんや。思春期には多かれ少なかれみんな自分は普通ではないかもしれないと思った経験はあるだろう。(あるよね?)

人とは違うことを強みにできる人もいれば、人とは違うことで悩んだ人や、あまりに自分が普通すぎて落ち込んだ人とかもいると思う。

僕が言う普通は、例えば成績が普通だとか普通に学校行って普通に働いて普通に死ぬという意味の普通じゃなくて

ある場所に何人かいる場合の、あれ、この人普通っぽいぞ!と思う普通である。

まぁここまでは自分でも意味がわからないので説明すると

例えばテレビ番組で言うダウンタウンである。ダウンタウンなんて全ての芸人の憧れ、なんなら日本人の憧れなんじゃないかなと思う。芸人としてのレベルは突出してるし、キャリアもなにもかもトップクラスで普通とは程遠い。

でも、テレビで見るとこの人たちが普通に見える時がある。つまりは、この人たちがその場の基準になってるってことだ。

これはものすごいことだ。

職場にしても学校にしても周りの人に普通な人を聞いてみるとわかるんだけども、

個性的な人は多いけど普通となると...○○じゃない??と言った場合の普通にあげられる人って成績が普通とか容姿が普通だったりとかはあんまりしない。

何かが飛び抜けてる人でも普通にあげられる。そういう人は誰かっていうと、その場の基準になってる人なんだよね。

で、だいたいその普通な人はバランスが取れてる。このバランスが取れるって凄まじいことなんじゃないかなとこの歳になって薄々気づいてきた。